3月11日、平成18年度修了式がおこなわれました。今月は当日の答辞を特集しました。
1. 「答辞」山口校代表 Tさん

 私は前の学校で友達とのことをきっかけに、一番信頼していた先生から屈辱を受け、
何度も過呼吸に陥りました。学校にも行けなくなり、カウンセリングに通いながら、
自分との葛藤の末、転学を決めました。
 いろいろな学校を探しましたが、専門科へ進んでいたため受け入れ先がなく、
先が見えない状態でした。そんな中、母が五,六年前に野村さんの講演を聞いた事を思い出し、
ネムハイスクールに入学するきっかけとなりました。
 入学当初、人が信じられなくなったは、人が怖く、電車にも乗れず、学校になかなか行く事が
できませんでした。祖父の送り迎えでなんとか行った日も教室に居ることが耐えられず、
泣く日々が続いていました。そんな時、カウンセリングの先生の薦めで、
コンビニのアルバイトを始めました。週六日のアルバイトを始めたことがきっかけで、
電車にも乗れるようになり、又、空いている時間に少しずつ学校へ行ったりと、毎日が充実していました。
しかしバイト先でも対人関係で過呼吸になり、辞めざるをえませんでした。
その頃、学校では将来についての面談もあり、これで良いのかと少し焦りがありました。
勉強をする習慣もなく、始めは椅子に十分以上座ることも出来ず、問題すら解けませんでした。
何度も泣き、自分の無知さに腹が立ち、人に当たっては困らせてばかりで学校が嫌でした。
先生、皆ゴメンね。
 日が経つにつれ、私は介護福祉士の母の影響で、中学二年生の時に、介護の世界に興味を
持っていた事を思い出し、将来への希望がよみがえってきました。
 将来の希望、それは作業療法士になることです。心身共に患者さんに寄り添い、助ける仕事、
これこそが私の就きたい職業だったと、ネムで生活していく中で思い出し、決意を新たにしました。
そして私は猛勉強の末、山口コ・メディカル学院の作業療法学科に合格しました。
 この一年半で私は、人とのかかわりなしには生きて行かれない事、生きていくためには
心・優しさが必要だという事を学びました
 辛い時、苦しい時、私の八つ当たりを一身に受けとめてくれ、更にパニックに陥っても、
自分が気づいていない部分を冷静にさとしてくれたお母さん、ありがとう。心配のタネが多い娘でゴメンね。
 そして友達。どんな時も私は一人じゃなかったよ。相談も愚痴も話せる人は周りにたくさんいた。
自分では気付いていなかったけど、それは決して当たり前のことではなくて、とてもありがたいこと。
ネムで出会った友達をこれからも大切にしたいです。最後に岸和田。しつこい岸和田。口うるさい岸和田。
気分の波が激しい岸和田。私と似ている岸和田。普段の面談では、精神的に支えてくれる岸和田。
受験の前日、電話してきてリラックスさせてくれた岸和田。どうでもいい投げ出す自分をひきとめて、
しっかり向き合ってくれる岸和田。小さいことから大きいことまで色々ありすぎて思い出せません。
今改めて何を言っていいのか分からないけど、ありがとう。
 私はネムハイスクールを離れるのが寂しいです。怖いです。居て当たり前の存在だった人達が、
居なくなるのが不安です。
 自己中心的で、短気で、すぐ泣く私。でもこれからは、自分の足で一歩ずつ、過去は過去として
振り返らず、前を向いて大人になって行こうと思います。
そして、人の痛みがわかる強い人間になりたいと思います。
 今自分がここに居るのは、友達や家族、ネムハイスクールの先生方のおかげです。
あんな状態の私を受け入れてくれたこの学校に感謝するとともに、最後まで喧嘩し勇気づけてくれた
岸和田に感謝したいです。ネムで過ごした一年半は、私にとっての宝物です。
本当にありがとうございました。
2. 「答辞」岩国校代表 Yくん

 僕は高校2年の8月に転校してネムに来ました。今、僕の高校生活が終わろうとしています。
振り返ってみると、あっという間に時が過ぎ去り、まだ卒業という実感がわいてきません。
僕は、前に通っていた高校で一年半、ネムで残りの一年半を過ごしました。最初にネムに来たときは、
これが高校なのかなぁと思って驚きました。けれどもそのおだやかでゆったりとした空間が
私にとても落ち着きを与えてくれました。そして、気がついたころには、その雰囲気になじんでいました。
 ネムに転校をする前の学校では、中学校から続けていたバスケットボールの活動が中心で、
自主的な勉強はあまりしていませんでした。でもネムハイスクールに入ってからは、
少しずつですが机に向かう習慣が身につきました。
 クラークの課題は早めに終わらせるようにして、一般教養を深めるために、履修科目にかかわらず、
様々な科目の勉強に取り組みました。ネムのスタッフにアドバイスしてもらって、
自分で計画を立てて実行する、という学習を積み重ねることで、自分の中の学習意欲が、
日々高まっていくのを感じました。特に苦手な教科の英語を勉強することを通じて、少しずつですが継続して
学習をすることやコツコツと努力を積み重ねる大切さがわかってきました。
そのうち、学ぶ楽しさを知ることができて、勉強をすることが面白くなってきました。
 そこで興味のある経済のことを学べる広島経済大学の受験を決断しました。推薦入試ではありましたが、
学科試験がなく面接と調査書で評価されるので、ネムのスタッフと面接の練習を何度もしました。
その結果、志望大学に合格することができました。これからの大学生活がとても楽しみです。
 大学に入学してからは、大学に毎日行って授業を受けるだけでなく、自主的に資格取得等を目指して
目標を定めて頑張りたいと思っています。また、勉強だけでなく高校を転校する際に辞めてしまったことを
後悔しているバスケットボールに、大学に入ってからもう一度挑戦してみたいと思っています。
将来の目標は、まだ完全に定まってはいませんが、だからこそこれからの大学生活を大切に過ごし、
充実したものにしていきたいです。大学に行ってもここで学んだ継続することの大切さと、
自主的に物事に取り組む姿勢を忘れずにいたいと思います。
 一年半ありがとうございました。
3. 「答辞」徳山校代表 Kくん

 「出会い」

これは、高校生活三年間を振り返ってみたとき、思い出に置き換えることができる言葉です。
ネムハイスクールで過ごした日々を思い出すと、様々な出会いに恵まれていたなと感じます。
 心に残っている出会いとして、最初に思い浮かんだのは、ネムのスタッフとの出会いでした。
ネムには、個性的で親しみやすいスタッフばかりで、僕が入学して初めてかかわったスタッフは、
前田さんでした。
 前田さんと会ったとき、包容力のあるあたたかい先生だなと思いました。普段はなかなか人と
うちとけることができない僕ですが、前田さんとはすぐに仲良くなりいろんな話をしました。
時には母のような深い愛情で、また、時には彼女のようなメールをしてくれる前田さんは、
先生というより友達のようで、それまで会ってきた先生たちとはずいぶん違い、とても信頼していました。
 三年生になり、進路について真剣に考え始めようとした頃、二年間お世話になった前田さんが、
週一回の勤務になり、その後山口校に移動された為、徳山校は新しいスタッフのみが残ることに
なってしまいました。また、移動により山口校からもスタッフが来るようになり、僕の周りには
多くのスタッフがいるけれど以前の前田さんのような深い信頼を築くことができるかどうか
悩んでしまうこともあり、受験をひかえ、精神的にも不安になりました。
そのうちやってくる進路についてもどうして良いかわからなくなってしまう時期もありました。
しかし、周りのスタッフとかかわっていくうちに、だんだんうちとけ、進学に必要だった面接試験の練習にも、
熱心に付き合ってくれ、無事志望校に合格することができました。
今となっては、スタッフみんなにとても感謝しています。
 また、ここではかけがえのない友達との出会いがありました。
入学当初、人見知りの僕は、なかなかクラスメイトとうちとけることができず、
一人で黙々と学習していました。しかし、友人との出会いにより、教室に足を運ぶ回数が増えました。
ネムの友達は、みんなとても個性的で、彼らと話すことで新たな発見をしたり、
自分を見つめることができました。また、彼らと話すうちに様々な価値観の相違に気づき、相手を認め、
受け入れようと努力するようになり、人間的に成長できたと思います。
 ネムハイスクールでは、学習を自分のペースで計画的に進めることができます。
それによってできた時間を有効に利用し、他の学校ではできないようなことをたくさん経験できました。
僕は小さい頃から海外に対して強い興味がありました。高校三年生で行った国は全部で四カ国です。
その中でもドイツの旅が心に残っています。それまでの旅とは違い、往復航空券のみを持ち、
兄と二人きりで行きました。頼る人もいなくて、とても心細かったけれど、
そこでもいくつかの「出会い」がありました。
 また、学外で所属しているサッカーチームで韓国へサッカーの遠征に行き、ホームステイを経験しました。
海外へ行き、日本と異なる文化に触れ、いろんな発見ができ、視野を広げることができました。
また、いろいろな国の人たちと出会えたことも、僕を大きくしてくれたと感じています。
 ネムハイスクールでの出会いはどれも印象的なものでした。僕自身、入学したてのころよりも、
内面的に成長しているなぁと感じていますが、僕をここまで大きくしてくれた出会いはここだからこそ
得られたものだし、ネムに来て本当に良かったです。
 野村さん、ネムハイスクールという他にはない、楽しい学校をつくってくれてありがとうございます。
そこで出会ったスタッフのみなさん、何事にも熱すぎるところはあったけど、情にもろく、
いつもあたたかい岸和田さん。
 受験のとき、不安な僕のために、下校ぎりぎりまで指導してくれた、安部さん・針間さん・野呂さん・秋本さん。
 僕のことを一番よく知っていて、いつも励まし支えてくれた、前田さん。
みんなに感謝しています。
また、今の自分があるのは両親のおかげだと感謝しています。いつもそばで見守っていてくれてありがとう。
今日で、僕のネムハイスクールでの三年間は終わります。
しかし、この卒業式は「別れ」と同時に新たな「出会い」の始まりです。僕は自分の夢の実現のため、
また、さらなる成長のため、新たな出会いへと歩み続けます。
ネム ありがとう。

☆☆入学試験合格発表☆☆
(3/27現在)
専修大学/東京聖栄大学/関西国際大学/日本福祉大学/川崎医療福祉大学/広島国際大学/広島経済大学/
第一経済大学/梅光学院大学/宇部フロンティア大学/徳山大学/安田女子大学/
広島国際大学自動車短期大学部(2名)/大阪国際大学短期大学部/
宇部フロンティア大学短期大学部(2名)/比治山大学短期大学部/ホンダテクニカルカレッジ関西/
西鉄国際ビジネスカレッジ/ミキヤヘアメイクカレッジ/山口コ・メディカル学院/
九州スクールオブビジネス/広島自動車大学校/山口インフォメーションカレッジ専門学校/
福岡市医師会看護専門学校/福岡第一医療リハビリテーション専門学校/トヨタ神戸整備専門学校/
広島情報ビジネス専門学校/山口情報ビジネス専門学校/山口県立東部高等産業技術専門学校(3名)/
パリ総合美容専門学校/大村美容専門学校/山口県立農業大学校/大阪アニメーション専門学校/
広島酔心調理師専門学校/広島医療体育学院専門学校/六日市医療技術専門学校/
広島工業大学専門学校(3名)/広島美容専門学校/神戸国際調理製菓専門学校/山口医療福祉専門学校/
広島アニマルケア専門学校/昴学園総合専門学校(順不同)

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